「一帯一路」構想 辺鄙な国境の町が雑貨市場から貿易センターに=米メディア

2017-07-25 15:39:25

米フォーブスは19日、Wade Sheppard氏の寄稿「中国の『一帯一路』構想、自身の予言を実現」を掲載した。ダイジェストは下記の通り。

2015年初頭、私が初めて「一帯一路」構想にある各ルートを旅行し始めた時、この構想に期待を抱く人はほとんど見当たらなかった。当時、この構想が提起されてから約2年が経っていたが、「一帯一路」というのは遥か彼方にあるものと思われていた。それは国の指導者が取り組むことで、新たな自由貿易区で絨毯やシャツを買う商人とは無関係だと考えられていた。

しかし2017年春に、状況は変わった。数カ月前、私は中国・カザフスタン国境の陸路口岸である霍爾果斯(コルガス)を訪れた。コルガスは国際辺境合作センター(ICBC)の大型開発区でもある。私のコルガス訪問は4回目、このプロジェクトの視察は3回目。これまでの調査結果からその成長の足取りを充分に評価することができる。初めて訪れた時、コルガスはユーラシア・ステップに出現した中国の雑貨市場のようだったが、現在はにぎやかな貿易センターだ。辺鄙な田舎町が商業の触媒に、新シルクロードの中心となる市場に変貌したのだ。

最近の訪問で印象深いのは、この奇想天外なプロジェクトが益々成功を収め、「一帯一路」に関する議論が珍しいものではなくなったことだ。人々はしばしばその名前を取り上げ、遥か上海からやってきて「一帯一路」構想のためだと言う商人もいる。2015年春の初訪問から2017年春の再訪の間に、静かに何かが起こったのだ。中国の「一帯一路」構想の文化的影響力の幕開けだ。

中国国家語言資源監測研究センターの年次報告によると、2016年の人気ワードは「小目標」、「変」、「表情包」、「一帯一路」などだった。

研究者は、「一帯一路」の人気が高まったのは、人々が相互接続と互恵協力に期待するようになったためだと語る。

原因が何であれ、人々の「一帯一路」構想に対する認識はすでに広がりを見せている。政府機関やシンクタンクの議題にとどまらず、多くの中国人がその潜在力を信じて疑わない。そして彼らはコルガスのような辺鄙な場所まで行ってビジネスや投資を始めている。「一帯一路」は今まさに、自身の予言を実現し始めたのだ。