中国駐ネパール大使:『一帯一路』建設は中国・ネパール協力関係強化に新しいチャンスをもたらす

2017-08-23 17:22:29

中国駐ネパール大使の于紅氏が、最近、ネパール首都のカトマンズでメディアのインタビューに対して、「『一帯一路』建設は中国・ネパール協力関係強化に新しいチャンスをもたらした」と述べた。 

  

 8月中旬、中国国務院副総理の汪洋氏がネパールを成功裏に訪問し、中・ネ両国が各領域の実務協力を推進し、不断に新しい成果を得たことに対して両国の認識は一致した。両国は投資促進と経済協力の枠組み協議、経済技術協力協定、石油・天然ガスエネルギーの調査プロジェクトへの着手の交換公文などに署名し、中・ネ貿易協力のために新しい原動力を加えた。 


 中国のネパールに対する援助の範囲は広く、インフラ・道路交通・医療衛生・教育文化・エネルギー・農業・防災・情報通信・文物古跡の修復などの領域をカバーする。 


 この中で重要なのは民生、災害後の再建、インフラ建設の方面である、具体的には、病院・学校・空港、地震で壊れた道路・文物古跡の修復、地震観測ネットの建設への援助などである。これはインフラの連結、滞りのない貿易通商、民心の交流を促進する上でも大きな役割を発揮している。 

  

  中国のネパールに対する援助の方式は多岐に渡っている。大型総合プロジェクトの建設、物資支援、技術協力、緊急人道援助、人材養成などがある。援助のパターンにも柔軟性がある。例えば、多元的融資によるボカラ国際航空港の建設や、現地化モデルを採用したマナ県の病院建設などがある。

  

  現在建設中或いは実施中のプロジェクトには多くの学校・病院などがある。カトマンズの内環状道路の改造、タツパニ国境安全施設の災害復旧、カトマンズトバ広場の九層神殿の修復工事などがある。これらのプロジェクトはネパールの民生の改善、経済と社会発展の促進に大きな作用を発揮し、ネパール政府と民衆の賞賛を勝ち得ている。

  

 今年、国務委員兼国防部長の常万全氏、国務院副総理の汪洋氏が相次いでネパールを訪問した。また、ネパール副大統領プエン氏、総理のプラチャンダ氏、副総理兼財務長官のマハラ氏も中国を訪問し、中・ネ両国は11回の外交交渉を成功裏に挙行している。 

 

 今年上半期、中・ネ両国の貿易額は4.5億ドルに達し、前年同期比で18.3%の増加となった。ネパール政府の統計データによると、2015年から2016財政年度、中国のネパールへの投資額とプロジェクトの数量は第一となり、ネパール第一の貿易相手国となっている。 安全保障でも中・ネ両国は初めての連合軍事訓練を行った。また、司法協力と犯人引渡し条約では、互の交流を保ちつつ、ネパールは中国に国際刑事警察機構を通じて国外逃亡者嫌疑犯を送還した。また、人文領域では、中国政府は毎年ネパールに100人ほどの奨学金額を提供し、中国にいるネパール留学生の総数は五千人に達している。

  

 于紅氏は、「ネパールの民衆は一般に、中国は困ったときの真の友人で、信頼できる隣人であると認識している」と述べた。

 

 また、于紅氏は、「『一帯一路』建設の背景のもと、両国関係と各領域の実務協力の発展は、中・ネ両国人民に幸福をもたらすだけでなく、南アジア地域全体の経済社会の安定的繁栄に重要な推進作用を持っている」と強調した。