北斗衛星測位システム、米国の制約を受けず

2017-08-23 17:22:58

ロシア政府専門家理事会のメンバー、ロシア科学アカデミー通信専門家は、ロシアのグロナスと中国の北斗の互換性試験終了後にインタビューに応じ、「中露共同軌道クラスター(衛星50−55基)により、世界のどこでも北斗衛星測位システム(BDS)を使うことができる。現時点で多くのアジア諸国が同システムを導入している」と述べた。ロシア・スプートニクが19日に伝えた。

 

 同氏は「統一的な衛星クラスターの構築により、米国と欧州の動向に関する懸念が完全に払拭される。米国はGPSを切断すればやりたい放題になるが、これはグロナスと北斗のサービスを利用する消費者に何の影響も及ぼさない」と話した。


中露専門家は、グロナスと北斗のシルクロード経済ベルトにおける測位条件の研究を同時に完了した。ロシア国内では、将来性の高い「欧州―中国西部」国際交通回廊で試験が行われ、往復の総距離は約7000キロ。中国人専門家は西安―蘭州―ウルムチ―コルガスの路線で試験を行った。総距離は3200キロ以上。

 

 同氏は、北斗が2020年までに中国軍の世界的な衛星測位システムになると信じている。